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長谷川等伯松林図

水墨画 模写 左半分(約1/10)

松林図部分2.jpg

長谷川等伯松林図

水墨画 模写 部分(約1/2)

 長谷川等伯の「松林図屏風」の模写である。いずれ実物大で描きたいと思っている。今回は屏風の左側半分を約1/10の縮尺で、最右端にある松をほぼ実物大で描いてみた。濃墨を用いた松葉のほとばしるような激しい筆遣いは等伯の庇護者であった千利休と長男久蔵の死に至るいきさつへの怒りを表現しているという。全体に漂う静寂感と中央にある薄く描かれた白山に松林が向かう構図は二人への鎮魂の表現とされる。激しさと静寂、怒りと鎮魂、この対比は容易には表現しきれない。

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