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彩寿会
2025年に創立50周年を迎えます。
第17回秋季展WEB2020
真喜志 卓

万座毛(まんざもう)
水彩 F4 445× 370
万座毛は隆起サンゴ礁の岩壁を風雨が長い歳月をかけて侵食し造りあげた断崖。上部一面は天然の芝で覆われており、琉球国王尚敬が「万人を座らせるに足りる毛(野原)」と称えたのがこの名の由来である。
沖縄本島有数の景勝地で、断崖に穏やかに寄せるエメラルドグリーンの海面に心が吸いこまれる。

斎場御嶽(せいふぁーうたき)
水彩 F4 370 x445
沖縄本島南部の知念村。この村の一角に沖縄最高の聖地と崇められている斎場御嶽がある。御嶽(うたき)とは聖地の総称で神々を祀る荘厳な場所という。
この聖地にはいくつかの拝所があるが、中でも神秘的なのがふたつの巨岩が寄りかかり三角形の鋭い空間を形づくっている三庫理(さんぐーす)。奇岩の洞門を通り抜けると、そこは岩を削りとった拝所となっていて、彼方に拡がる海原に沖縄の神々が誕生した聖地と伝承されている久高島を展望できる。
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